日本だけにあらず…豪ボンダイ・ビーチでも2日連続サメ警報

エマージング・マーケット オセアニア
遊泳禁止の海水浴場(イメージ)
遊泳禁止の海水浴場(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

州首相「北部海岸のサメ活動異常」

 8月13日14日、シドニー東郊ボンダイ・ビーチで2日連続でサメ警報が鳴った。

 14日午後4時30分頃、サメ警報がボンダイの海岸に鳴り響いたため、海水浴客が一斉に陸に上がった。一方、サメはビーチに沿って北上し、そのまま沖合に向かった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 14日にはマイク・ベアード州首相がフェースブックに向かい、サーファーとしてのサメ体験と州内のビーチの安全化を強調、「クレセント・ヘッドでサメと出会ったことさえある。自分は逃れられてラッキーだったが、無二の友人は、ミック・ファニングの友人ジュリアン・ウイルソンと逆のことをした」と体験を語っている。

 14日、州政府は、北部海岸地域での新しいサメ・モニター・プログラムを発表した。25万ドルの予算を計上してのキャンペーンは、専門家による水質調査とサメにタグを付け、遊泳ルートを追跡調査し、サメの行動の理解を深めようというもの。

 ベアード州首相は、「サメの脅威については簡単な答はない。しかし、北部海岸のサメの活動は異常な水準だ。ただし、WA州のこれまでの実績を見る限り、サメを捕殺することでは何の影響も現れていない。動物の権利問題をさておいても、サメの間引きは何の効果もない。また、ネットは一部のビーチでは安全になっているが、他のビーチでは適していないところもある。しかも、他の海洋生物を捕獲してしまう」と語っている。

 サザン・クロス大学のダニエル・ブッカー博士は、「政府が非致死的な手段を検討するというのはいい知らせだ」と語っている。
■ソース
Shark alarm sounds at Sydney’s Bondi Beach for second day in a row; Baird says north coast activity ‘quite extraordinary’

ボンダイ・ビーチで2日連続サメ警報

《Nichigo Press》

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