ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは8月14日、新型『Cクラス クーペ』を欧州で発表した。
新型『Cクラス』に関しては2014年1月、デトロイトモーターショー14において、まずは4ドアセダンが初公開。その後、ステーションワゴンも新型に。今回、Cクラスクーペもモデルチェンジを受けたことで、新型Cクラスに3ボディが出そろった。
新型は、力強くスポーティで、エモーショナルな小型クーペを目指して開発。新型は先代比で、全長を95mm、ホイールベースを80mm延長。全幅は40mm拡大した。Cクラスセダン比で、全高は15mmダウン。フロントマスクはCクラスファミリーの表情だが、リアは『Sクラスクーペ』を思わせるテールランプを採用する。
ボディサイズの大型化の効果で、新型は室内空間を先代に対して拡大。各部の素材には吟味された上質なものを使用し、高い質感を追求した。
欧州向けのパワートレインは、ガソリンとディーゼルの複数ユニット。ガソリンの最上級グレードが、「C300」。直噴2.0リットル直列4気筒ターボは、最大出力245hpを発生する。