米国の自動車最大手、GMは8月15日、米国ミシガン州の歴史的建造物、「ファクトリーワン」を、アーカイブ&リサーチセンターに改修すると発表した。
ファクトリーワンは1880年、Flint Cotton & Woolen Mills社の工場として操業を開始。1886年には、William Crapo Durantに賃貸された。このDurantが後に、現在はGM傘下の高級ブランド、ビュイックの親会社となる。
GMは2013年、およそ300万ドルを投じて、このファクトリーワンを購入。外装の修復や駐車場の整備などを行ってきた。
今回GMは、ファクトリーワンを、アーカイブ&リサーチセンターに改修すると発表。改修工事は2016年に始まり、2017年の完成を計画する。
GMのマーク・ルース上級副社長は、「ファクトリーワンは、自動車産業のまさに震源地」と述べている。