デリーメトロ、飛び込み自殺防止のためのスクリーンドア設置へ インド

エマージング・マーケット インド・南アジア

利用客の増加に伴って飛び込み自殺の件数が増加し、デリーメトロは駅構内の混雑に対処するという難しいタスクに直面している。

これを容易にするため、デリーメトロレイルコーポレーション(DMRC)はプラットフォームスクリーンドア(PSDs)の設置を計画しているとヒンドゥスタンタイムスが伝えた。

現在、こうしたドアを設置しているのはエアポートラインのみである。これらはホームと電車の間をパーティションのように区切っている。

今年末までにDMRCはイエローラインのCentral Seretariat駅からKashmere Gateまでの6駅にPSDsを設置したいと考えている。

これらの駅では特に乗客の流れが激しく、PSDsの設置はひとつの挑戦となる。

2012年にメトロ駅構内で17件の自殺と49件の自殺未遂が発生したことを受け、中央産業安全部隊(CISF)がDMRCに対しホームへのCCTVカメラの設置を要請した。
PSDsもまた混雑の管理に役立つだろうとDMRCは述べている。

ドアの高さは1.7メートルで、プラットフォーム側にLCDパネルスクリーンを搭載し広告の投影が可能となる。

これらの設置においては韓国とインドの企業による共同事業の契約が締結されている。

編集部

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  6. 王者アルファードを超えるか? メルセデスベンツの次世代高級ミニバンに熱視線!「車の域を超えてる」
  7. ポルシェのレーシングカーで住宅街を走る!? 1台限定、公道走行可能な『963 RSP』を公開
  8. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
  9. 日産が経営再建計画「Re:Nissan」を発表---7工場閉鎖、2万人削減、2026年度黒字化
  10. 史上最強のVW『ゴルフGTI』、6月20日デビューを予告
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る