【F1 ベルギーGP】ロズベルグ、トップタイム記録もアクシデントに遭遇…フリー走行

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ベルギーGP初日トップのロズベルグ
ベルギーGP初日トップのロズベルグ 全 15 枚 拡大写真

2015年のF1第11戦ベルギーGPが21日に開幕。初日のフリー走行はニコ・ロズベルグ(メルセデス)がトップタイムを記録した。

前回のハンガリーGPから約1か月の夏休みを経て、いよいよ後半戦に突入。舞台は急勾配をアクセス全開で駆け上がる「オー・ルージュ」で有名なスパ・フランコルシャン。山間部に位置するサーキットのため、例年雨や霧など悪天候でセッションが進まないという事が多々あるが、初日は朝から晴天に恵まれた。

この日はランキング首位のルイス・ハミルトン(メルセデス)を21ポイント差で追いかけるロズベルグがまずは先行。フリー走行2回目では1分49秒385を記録し、僚友に0.3秒の差をつけた。その後、高速セクションでリアタイヤがバーストし、コースオフを喫するシーンも見られたが、幸いクラッシュはなくドライバーも無事だった。

一方のハミルトンも1分49秒台を記録。それ以降は1分50秒台となっており、今週末もメルセデス勢が頭ひとつ抜け出ている。

3番手にはダニエル・リチャルド、4番手にダニール・クビアトとレッドブル勢がつけた。前回ハンガリーGPでも表彰台の一角を掴み、今回もフェラーリ勢より上のポジションで初日終了。新体制となった今季は苦戦が続いていたが、後半戦はトップ争いに絡むレースも見られそうだ。

マクラーレン・ホンダ勢はジェンソン・バトンが17番手、フェルナンド・アロンソが18番手で初日を終えている。

2015F1ベルギーGP フリー走行2回目結果
1.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分49秒385
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分49秒687
3.ダニエル・リチャルド(レッドブル)1分50秒136
4.ダニール・クビアト(レッドブル)1分50秒399
5.キミ・ライコネン(フェラーリ)1分50秒461
6.ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)1分50秒461
7.ロマン・グロージャン(ロータス)1分50秒489
8.マーカス・エリクソン(ザウバー)1分50秒709
9.フェリペ・ナスル(ザウバー)1分50秒928
10.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分50秒940


17.ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分51秒854
18.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)1分52秒570

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る