最強のマスタング、シェルビー GT 350「R」が生産開始

自動車 ニューモデル 新型車
シェルビー GT 350R マスタング
シェルビー GT 350R マスタング 全 7 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは8月20日、米国ミシガン州のフラットロック工場において、『シェルビー GT 350R マスタング』の生産を開始した。

同車は、フォードモーターが新たに立ち上げた高性能車開発部門、「フォード・パフォーマンス・ビークルズ」が開発。フォード・パフォーマンス・ビークルズは2020年までに、12車種以上の高性能車を発売する計画。シェルビー GT 350R マスタングは、そのうちの1台。

デトロイトモーターショー15で初公開されたシェルビー GT 350R マスタングは、ベース車両の新型『シェルビー GT 350マスタング』を、サーキット向けにチューニング。車両重量は、およそ60kg軽量化。大型リアウイングやディフューザーなどにより、エアロダイナミクス性能を向上させた。

足回りは、大手自動車メーカーとして初めて、カーボンファイバー製ホイールを標準化。専用チューンのトルセンLSDなどが装備される。

エンジンは、新型シェルビー GT 350 マスタング譲り。排気量を5.0リットルから5.2リットルに拡大したV型8気筒ガソリンエンジンは、レーシングカー譲りのフラット-プレーン クランクシャフトを採用。高回転志向となり、最大出力500hp以上を叩き出す。

8月20日、米国ミシガン州のフラットロック工場から、シェルビー GT 350R マスタングの量産第一号車がラインオフ。フォードモーターのビル・フォード会長は、「今日は全てのマスタングファンにとって、特別な1日」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  2. 高速道路料金も「変動制」導入、来年度から全国的に順次拡大[新聞ウォッチ]
  3. 日産が新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を欧州発表…EVも設定
  4. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】「屈指の名作」第2世代からの長足の進歩を求めるのは酷?…井元康一郎
  5. スズキ「KATANAブロック」予約販売を開始
  6. ちょっと待った! 自動車税の支払い…キャンペーンやポイントがつく支払い方法で
  7. BMWモトラッド、「自動シフトアシスタント」発表
  8. アルファロメオ『ジュニア』、ハイブリッドとEVの受注を開始…イタリアで
  9. バブル直後、520万円で発売された伝説のバイクに出会った…知る人ぞ知る「ホンダNR」とは
  10. トヨタ、“若者離れ”に窮余の一策、全職種で65歳以上も再雇用[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る