農産物育成栽培にドローンを活用する実証実験を実施へ…セキュアドローン協議会

航空 企業動向
ドローン自動航行システム概念図
ドローン自動航行システム概念図 全 2 枚 拡大写真

セキュアドローン協議会は、「安全安心なドローン自動航行における農作物育成栽培実験」を実施すると発表した。

実証実験は、北海道旭川市での「稲作の生育・栽培におけるドローン活用の実証実験」、北海道上川郡東川町での「ワインぶどうの生育・栽培におけるドローン活用の実証実験」を行う。

同協議会は、今年6月の発足以降、北海道旭川市、北海道上川郡東川町で、稲作やワインぶどうの生育・栽培に、ドローンを活用するための調査・分析を進めてきた。今回の実験は、これら調査・分析から得られた課題解決などを目的に実施する。

ドローンを安全に利活用するための自動航行制御の精度向上や、ドローン本体の機器認証とセキュアなデータ通信の実証、精密農業に向けた、農地のリモートセンシングと各種農業センサーによるデータ収集と分析手法の確立を実証する。

同協議会では、新たな会員企業としてサイオステクノロジー、ソフトバンク・テクノロジー、ベジタリアの3社が加わった。

2016年度からは、会員ドローンの農業活用に向けて農業従事者や知見者と連携し、安全に利活用するための実証実験を実施するとともに、クラウドソリューションの研究・開発も開始する。

同協議会は今後も、農業分野でドローンを利活用するため、会員企業が持つICT技術などの専門分野での技術やノウハウを用い、クラウドソリューションを研究・開発していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る