【シトロエン C4 試乗】“実用車シトロエン”の資質に磨きをかけた…島崎七生人

試乗記 輸入車
シトロエン C4セダクション・アップグレード
シトロエン C4セダクション・アップグレード 全 12 枚 拡大写真

よく走る…が印象。新しく3気筒の1.2リットルターボと6速ATを搭載、ダウンサイジングを実行した『C4』は、“実用車シトロエン”の資質により磨きをかけた。

【画像全12枚】

新パワートレインは、とにかく軽やかだ。従来の1.6リットルモデル比でボディは30~40kg軽くなっていることもあり、出足は力強い。2000rpm以前でもトルク感は余裕しゃくしゃくなほど。さらに加速を試しても、パワー感もたっぷりしている。100km/hは6速でおよそ2000rpmで、もちろん快適だ。

変速もスムーズ。3気筒ながらエンジン振動、騒音もまったく気にならないレベルに抑え込まれている。シフトチェンジ時や、低回転からの加速時など、過渡的な状況でもパワートレイン系が不快な振動を発することもない。全体として洗練された印象の仕上がりだ。ブレーキは最初はや踏力に対し食い付き(ブレーキの効き具合)がやや過大に感じたが、試乗中にはそれは気にならなくなった。

乗り味は、試乗車が17インチタイヤ(225/45R17)を履き、シート表皮がメッシュ状のやや張りが強い生地のため、低速ではやや路面の形状が乗り味に反映される。けれど速度でいえば50km/h以上に達すると「これぞシトロエンのコイルバネ!」と思える、フラットでなめらかな乗り味に。

ランプ類など今回の化粧直しは小規模。DSシリーズとの整合性をとって、あくまでプレーン方向のキャラクターで、これからも行くのだろう。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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