ドイツの自動車大手、ダイムラーは8月24日、中国におけるメルセデスベンツ乗用車の合弁設立から10周年を迎えた、と発表した。
メルセデスベンツと北京汽車(BAIC)は2005年8月、中国合弁会社の北京ベンツ汽車を設立。2006年に『Eクラス』の組み立てを開始し、2008年には『Cクラス』が生産車種に加わった。
2010年5月には、Eクラスがベースの中国専用車、『EクラスL』の現地生産をスタート。2011年12月には、『GLK』の現地生産も開始した。2015年4月には、『GLA』の生産も始まっている。
今回、ダイムラーは、北京ベンツ汽車の設立から10周年を迎えたと発表。累計投資額は、40億ユーロに到達している。
北京工場で行われた記念式典において、ダイムラーの中国担当、Hubertus Troska取締役は、「北京ベンツ汽車は今や、メルセデスベンツのグローバル生産の重要拠点に成長した」と述べている。