【ハーレー 2016年モデル】軍用からインスパイア、FLSS ソフテイルスリム S がデビュー

モーターサイクル 新型車
FLSS ソフテイルスリム S(画像は米国仕様)
FLSS ソフテイルスリム S(画像は米国仕様) 全 5 枚 拡大写真

発表されたばかりのハーレーダビッドソン2016年モデル。注目は『Sシリーズ』とネーミングされた2台の上級仕様車だ。

そのうちの1台は『FLSS ソフテイルスリム』に設定され、『FLSS SOFTAIL SLIM S』としてリリースされる。

なんとエンジンは、受注生産の特別仕様車『CVO』にしかこれまで搭載されてこなかったツインカム110B。1801ccというハーレー最大の排気量を持つだけでなく、レース部門からフィードバックされた「スクリーミンイーグル」のチューニングパーツで組み上げられていて、その高いポテンシャルは“最強エンジン”と言うに相応しい。

さらにこれまで、ソフテイルファミリーには搭載されていなかった油圧クラッチや電子制御クルーズコントロールといったワンランク上の装備を採用。

外装も手の込んだ仕上がりで、燃料タンクには米軍機などでお馴染みのホワイトスターがあしらわれた。

これは軍用ハーレー『WLA』を彷彿させるもので、50年代のアメリカで流行したボバーカスタムからヒントを得たFLS ソフテイルスリムにはとても似合う。今秋の主役となるのは間違いないだろう。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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