えちぜん鉄道、高架化や新駅開業などでダイヤ改正…9月27日

鉄道 企業動向
北陸新幹線の高架橋上に整備された福井駅のホーム。えちぜん鉄道用の高架橋が完成するまでの約3年間、えちぜん鉄道の電車が新幹線の高架橋を走ることになる。
北陸新幹線の高架橋上に整備された福井駅のホーム。えちぜん鉄道用の高架橋が完成するまでの約3年間、えちぜん鉄道の電車が新幹線の高架橋を走ることになる。 全 2 枚 拡大写真

えちぜん鉄道は9月27日、線路の高架化や新駅の開業などにあわせ、勝山永平寺線と三国芦原線のダイヤ改正を実施する。

勝山永平寺線は、福井~福井口間1.5kmのうち福井駅と新福井駅を含む約800mを暫定的に高架化する。えちぜん鉄道の高架橋は2018年秋頃の完成予定だが、先行整備されていた北陸新幹線の高架橋に仮設の線路と駅を設置。高架橋を建設するためのスペースを捻出する。

福井口駅は今回の暫定高架化区間から外れるが、松本通りの南側に設置した地上の仮設駅に移転する。このほか、複線の福井口~越前開発間を単線化。越前開発駅は下り線を撤去し、現在のホーム1面・線路2線からホーム1線・線路1線に変わる。

三国芦原線では、福井口~西別院間にまつもと町屋駅が設置される。隣接駅からの距離は、福井口駅から約1.0km、西別院駅から約0.6km。行き違いの設備がない無人駅で、屋根付きスロープが設けられる。三国芦原線の全ての列車(下り35本・上り37本)が停車する。

えちぜん鉄道の発表によると、今回の改正では運行本数を現状のままとするが、福井発下り列車の発車時刻が1~5分の範囲で変更される。また、三国芦原線ではまつもと町屋駅の開業に伴い、上り列車の福井到着時刻が1~3分程度延びる。

《草町義和》

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