【スズキ ソリオ 新型発表】鈴木チーフエンジニア「ソリオを凌ぐソリオが合言葉」

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スズキ ソリオ 新型発表会
スズキ ソリオ 新型発表会 全 8 枚 拡大写真

スズキが8月26日に発売した新型『ソリオ』のチーフエンジニアを務める鈴木茂記氏は、「先代のコンパクトなボディに広い室内空間というコンセプトを継承しつつ、『ソリオを凌ぐソリオ』を合言葉に開発を行った」と振り返る。

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鈴木チーフエンジニアは「ソリオの特徴は、コンパクトなサイズ、外観からは想像できない室内の広さ、後席への移動には便利なセンターウォークスルー、子供の乗り降りに重宝する両側スライドドア、というソリオならではの、ありそうでなかったパッケージングにある」とした上で、「新型は、先代のコンパクトなボディに広い室内空間というコンセプトを継承し、さらに磨きをかけるべく、使い勝手、室内空間の快適性、走りと燃費の向上を図った」と語る。

このうち室内空間に関しては「エンジンの搭載角の変更やコンパクト化によりフロントオーバーハングを縮め、ホイールベースは30mm拡大した。それにより前後乗員間距離は55mm、荷室長も25mm広げ、室内長もクラストップの広さを実現している。また室内高も全高を下げながら15mm拡大している」という。

一方、走りと燃費については「軽さと高剛性を両立した新プラットフォーム、燃焼改善技術により熱効率を改善した新開発『K12C』エンジン、そして出力を向上させたISG(モーター機能付き発電機)とリチウムイオンバッテリーを組み合わせたスズキ独自のマイルドハイブリッドを採用し、JC08モードで27.8km/リットルを達成した」と解説。

さらに「新プラットフォームに加えて、アッパーボディやエンジン、足回りに至るまで徹底した軽量化を行った結果、先代に対して100kg軽量化した。クラス最軽量の車両重量を得たことにより、燃費や加速性能を向上させるだけではなく、全機種1000kg未満を達成している」ことも明かした。

《小松哲也》

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