親たちを巻き込むほどの過熱っぷり…子どもたちの“マインクラフトな週末”

エンターテインメント 話題
武蔵野大学(東京都江東区有明)で8月22日に開催された「マイクラキッズフェス」。参加した親子たちは“PS Vita”でマインクラフトに熱中した
武蔵野大学(東京都江東区有明)で8月22日に開催された「マイクラキッズフェス」。参加した親子たちは“PS Vita”でマインクラフトに熱中した 全 12 枚 拡大写真

「パパここ違うよ! 僕がやる!!」――子どもが“家づくり”で父親に遠慮ない指導。親子がつくる家は、リアルな土地にではなくマインクラフト上だ。東京・有明で8月22日、このマイクラフトを使った親子参加型イベントが実施され、1200人を超える参加者で混雑した。

スウェーデンのベンチャーゲーム企業が開発したこのマインクラフトは、つくる・壊す・旅する・暮らす・仲間と遊ぶといったアクションが自由に組めるサンドボックス型(砂場のように遊べる)のものづくりゲーム。家庭用ゲーム機向けソフトで世界に波及し、1億人以上がプレイしているという。

同イベントでは、子どもたち3人が1組になり、テーマにあわせて時間内にクラフトテクニックを競うコンテストや、“PS Vita”でマイクラを動かし、親子で「家づくり」を体験する「はじめて!親子家づくり教室」などが実施され、多くの参加者たちでにぎわった。

「子どもたちがあまりにもマイクラに夢中で、私たちもいっしょに楽しみたいと思って」という埼玉県の女性は、夫とともに初めて動かすマイクラにあたふた。「もう! こうだよ!!」と子どもたちの“指導”を受けて笑っていた。

また、共通のテーマでつながるグループもあった。小学1~2年生の子どもたちは、「軍艦」や「飛行機」、「自分んちのクルマ」などを見せ合い、“乗り物つながり”で盛り上がっていた。

「親子でマイクラに夢中」という教育ITライター・神谷加代さんは、「マイクラは、つくるという要素や総合教養、相互発信といった現代にマッチした感覚が詰まってる。エンターテインメントにとどまらないゲーム」と自身の“マイクラ近況”についてコメントしている。

“グループ制作レース”が続くステージでは、子どもたちは「江戸前寿司」というお題に挑んでいた。画面上でブロックを積んだり壊したりし、3人で寿司を素早くつくっていくようすを見て、親や大人たちは「うわっ早い」「すっごい!」と感心していた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る