「不正改造車を排除」強化月間で206台に整備命令…国交省

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街頭検査(参考画像)
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国土交通省は、6月の「不正改造車を排除する運動」強化月間に実施した街頭検査で、不正改造車206台に整備命令を発令したと発表した。

6月の強化月間中、警察庁、自動車検査独立行政法人、軽自動車検査協会などの協力を得て、不正改造車の摘発と自動車ユーザーへの啓発に重点を置いた街頭検査を前年より105回多い合計265回実施し、前年より5262台多い2万0589台を検査した。

この結果、検査したうちの約6.2%に当たる1258台が保安基準不適合で、ユーザーに対し改善を指導した。

このうち、窓ガラスへの着色フィルムの貼付、灯光色違いの灯火器の取付、違法マフラーの取付などの不正な改造を行っていた車両は256台あり、その場で改善措置を講じた車両以外の206台に整備命令書を交付し、必要な整備を命じた。

整備命令書を交付した206台の不正改造内容では、不適切な灯火器が44件、着色フィルムなどの貼付が36件だった。特に、2015年度の重点事項だった二輪車及び原動機付自転車は、前年より487台多い630台を検査、このうち、基準不適合マフラーの取付などの不正改造があった49台に整備命令書を交付し、車両の改善を命じた。

また、硫黄分濃度分析器による燃料に関する検査を251台で実施した。このうち、不正軽油(規格外の軽油)の使用が判明した1台について適正な燃料を使用するよう警告した。

《レスポンス編集部》

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