【光岡 ガリュー 新型発表】ベース車の雰囲気は生かしつつ「我流は通す」

自動車 ニューモデル 新型車
光岡自動車 新型ガリュー 発表会
光岡自動車 新型ガリュー 発表会 全 8 枚 拡大写真

光岡自動車が約5年ぶりに全面改良した新型『Galue(ガリュー)』は、大型フロントグリルや丸型ヘッドライトなど初代からの基本コンセプトを受け継いでいる。

【画像全8枚】

ガリューの開発を手がけた光岡自動車の青木孝憲開発課課長は「ガリューのユーザーや『ビュート』のユーザーなど(光岡の)お客様の多くが、同じ名前なのに前の車と全く違うデザインに変更することを好まない」と、キープコンセプトの背景を語る。

その一方で「キャラクター付けとしては、頑固なセダンではなくて、アッパーミドルな位置づけにしている」と明かす。というのも「(先代に続いてベース車両となっている日産自動車)の『ティアナ』自身が、キャビンが薄くなったり、ウェッジになっていたりと、ヨーロッパの高級車寄りになっている」からだ。

さらに「ユーザー層も若返っているので、クーペ寄りのスタイリッシュセダンみたいな雰囲気を生かした」と話す。

ただ「リアバンパーのパーティングのラインが、ティアナは鋭角的にえぐられているが、ガリューには合わなかったので、その部分はつぶして鈑金で仕上げている」と、ベース車両の雰囲気は生かしつつも、ガリューとして譲れない部分は、文字通り『我流』を通したようだ。

今回の改良で5代目となる新型ガリューは9月4日発売で、価格は386万6400~464万4000円(消費税込み)となっている。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る