リクルート、ビーコン端末を持たせ子ども見守りサービスを実験

エンターテインメント 話題
提供サービス
提供サービス 全 2 枚 拡大写真

 リクルート住まいカンパニーは、9月2日より秩父市立南小学校と目黒区立月光原小学校の2校にて、Beacon(ビーコン)を用いた子ども見守りサービスの実証実験を順次開始する。地域住民のネットワークを活用して子どもの位置情報を把握するという。

【画像全2枚】

 近年、子どもの登下校時に犯罪に巻き込まれる事案が多発しており、子どもの登下校時間や位置情報を把握したいというニーズは高い。しかし、既存のサービスでは料金や携帯通信端末持込を禁止する校則など、多くの課題があった。同社は、これらの制約に縛られない新しい方法で子どもの状況を把握できる方法はないか、サービス検討を開始した。

 子ども見守りサービスは、アプリをインストールしたスマートフォンによって、子どもが携帯するビーコン端末を検地し、子どもの位置情報を保護者に通知する。アプリをインストールした地域住民(見守り人)のネットワークを活用することにより、子どもが携帯するビーコン端末には通信回線契約を行わずに子どもの位置情報が把握できるという。

 また、学校の校門や下駄箱などにもスマートデバイスを設置することにより、登下校時間の検知が可能となる。さらに、コンビニエンスストアや自動販売機などの事業者と連携し、定点見守りスポット数や見守りネットワークを拡大しようと、各事業者との協議検討を進めている。

 今回、秩父市立南小学校と目黒区立月光原小学校の2校で実証実験を行うことにより、本サービス開始に向けての課題点を洗い出し、さらなるサービスの改善を図っていくとしている。

リクルート、子ども見守りサービスの実証実験

《工藤めぐみ》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  5. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る