ホンダは、ツインリンクもてぎ南コースにて8月25日に、「ホンダ コレクションホール」所蔵車両の走行確認テストを実施した。1989年の全日本ロードレース選手権500ccクラスで戦った「NSR500」を写真で紹介する。
この日、テストライダーとして登場した宮城光氏は、全日本ロードレース選手権で「NSR500」を駆り4戦連続で表彰台に上がるなど安定したパフォーマンスを発揮、年間で4位にランクイン。
同年の世界GPでは、絶対的なパワーよりも扱いやすさを重視。そして、ライダーの好みやサーキットの特性に合わせ、異なったフレームを投入したマシン開発が行われ、エディ・ローソンにより前年奪われたタイトル奪還に成功している。