JXエネルギー、防災業務計画を策定…災害時の石油供給を安定化へ

自動車 ビジネス 企業動向
震災直後のENEOSスタンド(仙台市内)。供給不足や買い占めにより、給油に整理券を必要とした
震災直後のENEOSスタンド(仙台市内)。供給不足や買い占めにより、給油に整理券を必要とした 全 2 枚 拡大写真

JX日鉱日石エネルギーは、2015年4月1日付で、災害対策基本法第2条第5号の規定により、内閣総理大臣から「指定公共機関」として指定されたのを受けて、防災への取り組みや災害発生時の防災体制を定めた「防災業務計画」を策定した。

【画像全2枚】

防災業務計画は、石油製品の供給に係る「災害予防」、「災害応急」、「災害復旧」のための業務計画を定め、同社が円滑、適切な災害対策を実施することを目的に策定した。

東日本大震災では、インフラが被災したことからガソリンや軽油などの石油製品不足が大きな問題となった。

同社は、石油製品をはじめとするエネルギーの供給を担う企業として、大規模地震を踏まえた事業継続計画(BCP)を策定するなど、災害時における石油製品の安定供給に向けた体制の構築を進めてきた。今回、「指定公共機関」の指定を受け、サプライチェーンを強化するとともに、関係官庁、地方自治体との連携強化に取り組み、エネルギーの安定供給に努めるとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  4. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
  5. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る