NASA、ロッキード・マーティンX-56Aのエンベロープ拡大フライトを完了

宇宙 企業動向
NASA、ロッキード・マーティンX-56Aのエンベロープ拡大フライトを完了(1)
NASA、ロッキード・マーティンX-56Aのエンベロープ拡大フライトを完了(1) 全 2 枚 拡大写真

米航空宇宙局(NASA)は9月2日、アームストロング飛行研究センター(カリフォルニア州)がロッキード・マーティンX-56A汎用技術実験機のフライト・エンベロープ(航空機が飛行できる範囲)の拡大フライトを完了したと発表した。

X-56Aは、ロッキード・マーティン社が米空軍研究所との契約に基づいて製造した軍事用無人航空機で、容易に輸送可能。X-56Aは2機存在し、今回のフライトは2機目の初飛行だった。

エンベロープ拡大フライトは4月9日から8月11日まで実施。一連のフライトではNASAが開発した制御則を初めてテストし、優れた飛行速度と高度を目指すX-56Aの安定性を実証した。

一連のフライトで硬い翼を装着したX-56Aは今後、メンテナンスと修正に約6か月を費やし、来年早々に予定されている柔軟性のある翼を装着するフライトに備える。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る