組込みシステム国内市場、2018年度まで年6.3%増で伸長…自動車関連が牽引

自動車 ビジネス 国内マーケット
エンベデッドシステム・ソリューション市場規模の推移
エンベデッドシステム・ソリューション市場規模の推移 全 1 枚 拡大写真

ミック経済研究所は、エンベデッドシステム(組込みシステム)に関する国内マーケット調査を実施、その結果を「エンベデッドシステム・ソリューション市場の現状と展望 2015年度版」にまとめた。

調査は、エンベデッドシステム関連ベンダー156社を対象として、面接取材を中心に、アンケート、電話調査を併用しながら最新情報を収集。主要ベンダー65社の個別実態を積み上げ、エンベデッドシステム・ソリューション市場全体を推定した。

調査結果によると、2015年度のエンベデッドシステム・ソリューション市場の規模は、前年度比4.3%増の1兆110億円となる見込み。ここ4年間で全体の売上高は1300億円増加。そのうち67%、871億円を運輸/建設機器(自動車)が占めている。増加額の12%、156億円を占める個人用情報機器(カーナビ等)も自動車関連で、合わせて78%、1027億円を自動車関連分野が占めている。

ADAS(先進運転支援システム)や自動運転、電気自動車(EV)等、高度でより安全・安心・低燃費実現に向けた開発が続いてるため、自動車を中心とする運輸/建設機器の伸びが著しく、低調な分野の減少を補い、更に市場のけん引役として期待される。また、個人用情報機器も、3か年平均成長率6.8%で伸びている。

2010年度時点で最も規模の大きかった民生用通信端末(携帯電話)は、減少が継続。また、AV機器・家電機器などの民生用機器も、海外メーカの台頭が目立ち、国産メーカの生産・開発拠点の海外シフトが進んでいるため、国内は今後も厳しい状況が続くと予測される。

一方、太陽光発電システムや電力使用の見える化などの「エネルギー関連」の機器やシステムには引き続き注目が集まっている。その他にも温・湿度、CO2、放射線などを測るセンサーや画像・映像を使った「監視・モニタリング関連」のシステムへの注目度も高まっている。

エンベデッドシステム市場は、全体的に横ばいから緩やかだが、今後はIoTに積極的に取り組む企業を中心に市場が活性化。2018年度には1兆1400億円(年平均6.3%増)まで伸長すると予測している。

《纐纈敏也@DAYS》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ジムニーノマド 新型試乗】「よくできた万能SUV」だととらえると、評価を誤ることになる
  2. ここまで変わる? ホンダ『アコード』次期型の新デザインを予想
  3. 「胸アツです」「出たら欲しい!」マツダスピリットレーシング第二弾はどうなる? “最強のマツダ3”登場に期待の声!
  4. アウディ6車種858台リコール、燃料漏れ
  5. 【アウディ A5 新型試乗】「ちょうどよい」サイズと、4気筒ディーゼルとして満点の静粛性…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  5. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
ランキングをもっと見る