新日鉄住金、シンガポール地下鉄駅舎建設工事向けにH形鋼2000トン納入

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施工現場におけるHat+Hの加工状況
施工現場におけるHat+Hの加工状況 全 3 枚 拡大写真
新日鉄住金はこのほど、シンガポール陸上交通庁発注の地下鉄トムソン・イースト・コースト・ラインのガーデンズ・バイ・ザ・ベイ駅舎建設工事の仮設土留め壁向けに、ハット形鋼矢板とH形鋼約2000トンを納入した。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ駅舎は、西松建設、バッシー・ソレタンシュ・シンガポールとのジョイントベンチャーにより建設されてている。新日鉄住金のハット形鋼矢板+H形鋼工法は、ハット形鋼矢板とH形鋼を溶接で一体化させた、高剛性、高効率な組み合わせ鋼矢板工法。既に海外の河川護岸や港湾岸壁など、複数のプロジェクトで構造物として採用されているが、今回初めて、仮設土留め壁としてMRT工事に採用された。

新日鉄住金は、今回の納入実績をはじめ、これまでの技術提案、納入実績を活かし、今後、シンガポールに加え、他の海外建設市場でも幅広く提案活動を展開し、各国のインフラ整備で需要を開拓していく構え。

《レスポンス編集部》

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