四日市あすなろう鉄道はこのほど、リニューアル車両の第1編成を9月27日から運行すると発表した。
リニューアル車両は、近畿日本鉄道(近鉄)から引き継いだ261+181+161号の3両編成。中間の181号は新造され、運転室がある261号と161号には改造工事が施された。3両とも、四日市あすなろう鉄道の車両としては初めて冷房が搭載されている。
このリニューアル車は、あすなろう四日市10時02分発内部行きから運用に入るが、これに先立ち9時45分から10時02分までは、あすなろう四日市駅構内で出発式が行われる。
四日市あすなろう鉄道は、三重県四日市市を走る近鉄内部・八王子線を引き継いで4月1日に開業。あすなろう四日市~日永~内部間5.7kmを結ぶ内部線と、日永~西日野間1.3kmを結ぶ八王子線からなり、線路の幅が762mmと狭い「ナローゲージ」の鉄道として知られている。