ナジブ首相、中長期的な経済振興策を発表…200億リンギを過小評価企業に注入

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアのナジブ・ラザク首相(参考画像)
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ナジブ・ラザク首相は14日、資本市場の安定化とビジネス活動の支援に向けた中・長期的ないくつかの政策を発表した。

政府系投資会社のバリュー・キャップを通じ、過小評価されている企業に200億リンギを投資し、ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)の活性化を図る。

マレーシア証取の代表的株価指数FBM・KLCIは、昨年7月10日に1892.62まで上昇して最高値を更新、しかし2000突破も近いとの期待が高まる中で下降に転じ、今年に入ってから8.95%下落した。現在は1600ラインを行き来している。

1MDB問題によるナジブ・ラザク政権に対する懸念や世界的な原産品価格の下落、リンギ安、輸出減少などが投資家心理を冷え込ませている。

バリュー・キャップは2002年に設立された。政府系投資会社カザナ・ナショナルと公務員年金基金(KWAP)、ペルモダラン・ナショナル(PNB)が出資している。2010年には運用資産額が170億リンギとピークに達した。2003~2013年の平均投資利回りは11%を突破していた。

このほかナジブ首相は、第11次マレーシア計画(11MP)の下での10億リンギを国内戦略投資ファンドに注入、スペアパーツや調査機器など90の課税品目を対象とした輸入税の免除を発表した。

《伊藤 祐介》

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