FCA、19万台をリコール…ステアリング部品の溶接が不充分

自動車 ビジネス 海外マーケット
ラム 2500 と 3500
ラム 2500 と 3500 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)は9月10日、ステアリング系統の不具合により、米国を中心に約19万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。

今回のリコールは、ステアリング部品のブラケットの溶接が不充分なために行われるもの。FCA USによると、溶接が剥がれた場合、ステアリングの反応が低下するという。

なお、FCA USでは、この不具合に起因した事故を1件把握。ただし、負傷者の報告はない、としている。

リコールの対象となるのは、2013年モデルのラム『3500』、2014年モデルのラム『2500』『3500』。米国では15万6498台、カナダでは2万0603台、メキシコでは1万3236台、NAFTA地域外が3241台。合計で19万3578台がリコールに該当する。

FCA USは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、点検および修理を行う。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  2. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  3. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  4. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
  5. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る