【フランクフルトモーターショー15】ドローンによる幻想的なパフォーマンス…メルセデスベンツ

自動車 ニューモデル モーターショー
メルセデスベンツのプレスカンファレンス(フランクフルトモーターショー15)
メルセデスベンツのプレスカンファレンス(フランクフルトモーターショー15) 全 22 枚 拡大写真

フランクフルトモーターショーの会場は、メーカーグループごとに巨大なパピリオンがそびえ建つ。メルセデスベンツのホール2は、入口付近の低層スペースにスマート、奥がメルセデスベンツの展示エリアとなっている。メルセデスベンツの展示エリアは、ビルでいえば5階に相当するほど高い吹き抜け構造だ。壁に沿って螺旋状にある回廊がクルマの展示スペースであり、中央は広く高く空間が抜けている。

照明が落とされ真っ暗になったステージには、ふわりと10の光る風船が浮かんだ。直径は1mほどであろうか。隊列を組み縦横無尽、一糸乱れぬ飛行を見せる。2015年9月15日のプレスデイ、朝の9時半にスタートしたメルセデスベンツのプレスカンファレンスは、ドローンを使った幻想的なパフォーマンスでスタートした。

最初に登場したのは『コンセプトIAA(インテリジェント・エアロダイナミック・オートモビル)』。フランクフルトモーターショーの略称IAAと同じ名前を与えられた、そのコンセプトカーは走行速度によって姿を変えるのだ。

「我々は二つのクルマをデザインした。ひとつは世界トップのエアロダイナミクス、もうひとつは魅惑的な4ドアクーペだ」と、ツェッチェ会長。その二つのデザインをミックスさせたのがコンセプトIAAであるという。また、「従来は1年半かかった開発も10か月に短くなった」と、昨今の技術開発のスピードアップという説明も。

さらにツェッチェ会長は「1月から8月に、メルセデスベンツブランドは、世界中のお客様に120万台を納入しました。これは昨年に比べて15.1パーセントの増加に相当します」と述べた。北米ではプラス8.9%、欧州でプラス11.2%、中国でプラス27.7%のも伸長があったという。

その後は新型の『Cクラスクーペ』『AMG C63クーペ』をはじめ、『スマートカブリオレ』、『Sクラスカブリオレ』といったワールドプレミアが紹介された。

《鈴木ケンイチ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る