【IIHS衝突安全】デミオ セダン OEMのサイオン「iA」…トップセーフティピック+に

自動車 ニューモデル 新型車
サイオン iA の米IIHSスモールオーバーラップ衝突テスト
サイオン iA の米IIHSスモールオーバーラップ衝突テスト 全 7 枚 拡大写真

米国IIHS(道路安全保険協会)は9月15日、サイオン『iA』(マツダ『デミオ セダン』)のOEM)の衝突安全テストの結果を公表。「トップセーフティピック+」に認定すると発表した。

画像:サイオンiAの米IIHS衝突テスト

IIHSは、サイオンiAに、「スモールオーバーラップ」と呼ばれる前面オフセット衝突テストを実施。スモールオーバーラップテストは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて固定バリアにぶつけるもの。

スモールオーバーラップは、対向車がセンターラインをはみ出してきて衝突するなど、実際の衝突事故により近づけるための追加テスト。しかし、車体のメインフレームよりも外側に強い衝撃が加わるため、厳しい判定を下される車種が多い。そして、IIHSは優秀な結果を残した車を、「トップセーフティピック」に指定。高い衝突安全性を認定している。

サイオンiAのスモールオーバーラップテストでは、ダミー人形の頭/首、胸、大腿部、脚と全ての部位への傷害レベルが最小限で、GOOD(優)。また、ボディの安全構造に対する判定も、GOOD。IIHSは、「ドライバーの生存空間は、充分に確保」とコメント。

サイオンiAのスモールオーバーラップテストの総合評価は、最高のGOOD。さらに、2013年9月から導入された前面衝突予防性能を評価する新試験プログラムは、「アドバンスド」。この結果、サイオンiAはIIHSから、トップセーフティピック+に認定されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  2. 「日本一“ちょうどいい日産車”」小型セダン『セントラ』の進化に日本のファンも「気合い入りすぎw」と注目
  3. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  4. ジャガーの名車『Eタイプ』がベース、930kgまで軽量化した「ライトウェイトGTR」発表
  5. 小さくてびっくり! 噂のメルセデスベンツ「ベビーGクラス」、ついに実車をスクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る