【フォード クーガ 試乗】走りを求めるなら絶対に「タイタニアム」…津々見友彦

試乗記 輸入車
フォード クーガ タイタニアム
フォード クーガ タイタニアム 全 12 枚 拡大写真

いつもながら『クーガ』のスタイリングは精悍で躍動的。程よく力強く、程よくアーバンなルックスが良い。そしてインテリアもハイセンス。見やすくてしかもスポーティなメーター類は針に明るいブルーを使うなどモダーンだ。

【画像全12枚】

エントリーモデルの「トレンド」のエンジンは、新しく1.5リットルターボにダウンサイジング化されたが、ターボの威力で134kw/187psの出力があり、40km/hでは6速ATで1500rpmぐらいでスムーズに流してくれる。トルク的には特に不満なくスムーズに走れる。もっとも気持ち良い加速を求める場合は、やはり4000rpmを超えてからだ。ここからはトーンの効いたエンジンサウンドと共に軽快に加速。停止からの0-400加速の雰囲気は17秒を切る様子で軽快。通常ならこれで充分なパフォーマンスを持っている。

タイヤは235/55R17、ハンコック「ダイナプロ」を履くが、乗り心地は快適。90km/hクルージングは1700rpmで心地好く走り、直進安定性も良かった。ハンドリングは少し切り出すと結構クイックに応答し、スポーティ。これは「タイタニアム」より80kg軽量なためだろう。アイドリングストップしてくれ、燃費は良い。ミッションのサムスイッチではDレンジでもマニュアルシフト出来るのも楽しい。

一方、上級モデルの「タイタニアム」には4気筒2リットルターボエンジンが新しい。178kw/242ps仕様だけあり、動力性能は素晴らしい。50km/hのクルージングでは1500rpm。充分なトルクのゆとり感があり、アクセルに敏感に加速できる。80km/h、1500rpmからでもアクセル一発でエンジン回転は2500rpmまで跳ね上がり気持ちの良い加速に移る。0-400加速は15秒台と俊足! フルスロットルでドーンと力強いパンチ力がたまらない。

走りのパフォーマンスを求めるなら絶対に「タイタニアム」だ。タイヤはコンチのスポーツコンタクト、235/50R18を履くが、多少路面繋ぎでは固め感を時に感じたが、その代わりハンドリングはよりリニアリティがあり、コーナリングに入る際のつながり感がスムーズ。しっとり感のあるロールはほめたい。アイドリングストップはしなく、6速MTではSレンジのみしかサムスイッチでのマニュアルシフトはしない。スタイリッシュで動力性能の高いアーバンSUVだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

津々見 友彦│モータージャーナリスト
第1回日本GPに出場し、その後日産、トヨタ、いすゞのワークスドライバーとして活躍。現在は自動車雑誌、ラジオ、Car Worldなどに試乗記を書く。サーキット走りとパソコン大好き。今は自転車に凝る。

《津々見友彦》

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