日本では欧州他メーカーと比べて、プレミアム感が少なく、デザインも地味というイメージを持たれているオペルだが、そのイメージを一新するモデルとなりうる、一台のプロトタイプを捕捉した。
オペルのフラッグシップサルーン『インシグニア』次世代モデルだ。
そのベースとなるのが2013年フランクフルトモーターショーで公開された『モンツァ コンセプト』である。流れるようなルーフライン、薄くシャープなヘッドライトにバンパー左右の大きなエアダクトはインパクト十分で、これまでのオペルにはないプレミアム感が漂う。
今回捉えたプロトタイプと並べて見ると、ヘッドライトや、アウディ『A7』を彷彿させるようなリアウィンドウへ続く美しいクーペルーフはそのまま採用されているようだ。
現行モデルとの比較でも性能、実用性とも大幅に進化していることが分かった。ホイールベースは約10cm延伸され、快適な居住空間を確保、新プラットフォームにより、200kg以上軽量化され、大幅な燃費改善がされていると言う。
インパネには大型ヘッドアップディスプレイを装備し、プレミアム感を強く意識するデザインになる。
ワールドプレミアは2017年9月、次回のフランクフルトモーターショーと噂されている。