「下位県の学力底上げに寄与」…全国学力テストの結果まとまる

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説明資料(各部会共通資料の一部)
説明資料(各部会共通資料の一部) 全 2 枚 拡大写真

 国立教育政策研究所は9月18日、「平成27年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の調査結果を踏まえた指導の改善・充実に向けた説明会」の説明資料を公開した。結果の特徴や課題点などをわかりやすく示している。

 説明会は、9月28日に東京、10月5日に宮城で開催。国語、算数・数学、理科の3つの部会を小学校と中学校に分けて行う。

 資料では、全国学力テストの教科ごとの結果について、グラフや実際の設問なども交えて紹介。各部会共通資料では、都道府県の状況(公立)として、「国語、算数・数学については引き続き、下位県の成績が全国平均に近づく状況がみられ、学力の底上げが図られている」などと説明している。

 質問紙調査の状況では、学習に対する関心・意欲・態度に関する質問項目について、小学校より中学校で肯定的回答が減少していることを指摘。特にその傾向は理科で顕著であることなど、児童・生徒や学校に関する現状を報告している。

 部会ごとの説明資料も公開されており、結果の概要や特徴、課題点、授業アイデア例、指導改善のポイントなどが具体的に示されている。

 説明資料は、国立教育政策研究所のホームページで閲覧できる。

【全国学力テスト】説明会の資料を公開、国立教育政策研究所

《奥山直美》

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