「ロータリーを早く復活させて!」「こんな楽しいイベントなら毎年やってほしい」「最高、楽しくてしょうがない」
「三次試験場50周年マツダファンミーティング」(9月20日、広島・三次)に集結したマツダファンたちは、秋晴れのもと、配られた弁当を口にしながら思い思いに語った。
山口や岡山などからこのイベントに来たという『RX-8』に乗るグループは、三角形の手づくりキーホルダーを見せながら「早くロータリーを復活してほしい。生きているうちにもう一回、違うRE車に乗りたい!」と叫んだ。
札幌からフェリーにクルマを載せて、舞鶴港経由で三次入りしたという男性は、ランティスの大ファン。このクルマに惹かれた仲間たちは、「こんな楽しいイベントなら、50周年だけでなく、100周年まで毎年やってほしい。山口県の防府工場とかでもやってほしい。それから、こんなにボリュームのあるイベントだったら、1泊2日にしてほしい」とマツダに訴えた。
そして、そろいのウェアで参加した「マツダハシルコレーシング」の女性6人組は、「いまキャロルでレースに出ているけど、ロードスターで走りたい。最新のクルマで、女性がモータースポーツやクルマにもっと興味をもってもらえるように、がんばりたい」と笑った。
参加スタイルはさまざま。女の子2人の子どもといっしょに訪れた30代の夫婦は、「むかしFD(RX-7)に乗っていたけど、家族が増えてプレマシーを買ったときにNA(ロードスター)に乗り換えた。きょうはロードスターとプレマシーの2台で参加した」と伝え、「これからもいいクルマをつくってほしい」とマツダに期待を。
また、鹿児島から還暦祝いで広島に里帰りしたという60代は、「故郷でこんな楽しいイベントがやってると知って、問い合わせた。『いまクルマ持ってないけどこのイベントに参加できる? と。『ぜひぜひ』というので、シルバーウィークの旅という感じで、電車でやってきた」と話していた。