追突事故を起こし逃走、さらに死亡事故を起こす

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19日午後2時45分ごろ、佐賀県武雄市内の国道34号で、右折待ちをしていた軽乗用車に対し、後ろから進行してきた別の軽乗用車が追突。押し出された被追突側のクルマは対向車と衝突した。この事故で1人が死亡。警察は32歳の男を逮捕している。

佐賀県警・武雄署によると、現場は武雄市北方町付近で片側1車線の直線区間。軽乗用車は道路右側の商業施設駐車場へ入るために右折待ちをしていたところ、後ろから進行してきた別の軽乗用車が追突。弾みで対向車線側へ押し出され、対向車と衝突した。

この事故で軽乗用車に乗っていた82歳の女性が死亡したが、追突側のクルマは約500m手前の交差点で4人が負傷する当て逃げ事件を起こしていたことが判明。警察は追突側のクルマを運転していた長崎県大村市内に在住する32歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを続けている。

2件目の事故は逃走中に起こしたものとみられるが、聴取に対して男は「事故を起こしたのは間違いない」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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