マレーシア製造業、下期も厳しい状況続く見込み…事業拡大延期なども=FMM

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

マレーシア製造業者連盟(FMM)のヨー・オーンティアン最高経営責任者(CEO)は今年下期の製造業の見通しについて上期と同程度となり、厳しい状況が続くとの考えを明らかにした。

FMM加盟業者も減速を予想しており、事業拡大計画の保留や新たな採用の規模縮小などの対応を予定しているという。

FMMは2016年度予算に対する要望書を政府に提出しており、ビジネスコストの削減や投資への支援、電気やガス料金の値上げを行わないこと、また外国人労働者を巡る政策の見直しを求めている。

デロイド・ベンチャーズのノール・アズミ・ジャアファル取締役は、国内の自動車部品メーカーには域内の競合他社との競争に打ち勝つために新たな部門に参入することを薦めていると指摘。特に機械やエンジン、精密部品製造などの分野への参入が有望だという。また、オートメーションや生産性を向上させるような設備の導入でコストの削減が可能と指摘した。

新国家自動車政策(NAP)にはエコカーの製造ハブとなるための支援策が盛り込まれている。
(ザ・サン、9月23日)

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  6. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  7. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  8. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  9. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  10. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る