タクシー配車サービスのベンチャー企業が、試験運用の成功を受け無料Wi-Fiサービスを搭載した車両を急増させているとタイムズオブインディアが伝えた。
世界で最も価値あるスタートアップ企業の一つと評価されるUberは、1ヶ月前にムンバイで無料Wi-Fiサービスの試験運用を開始した。
このサービスは現在、バンガロール、デリー、ハイデラバードを含む5都市に拡大している。
またOlaはOla Primeで無料Wi-Fiサービスを開始し、近日中にOla Shuttleでも利用可能になる。
これらのタクシー配車サービスでは今年末までに80%の車両に無料Wi-Fiを搭載することを目標にしていると言われている。
Uber南アジア・インドの広報担当カルン・アリヤ氏は「Uberの理念として乗客がタクシー内で体験できるサービスを増やしていくことがある。つまり車内で会議の準備をしたり、学生であればソーシャルメディアで近況を知らせあったりといったことである。インドのネットワーク事情は現在のところ不安定だが、このサービスによって安定した高速インターネットが可能になる」と話している。