トヨタ、シエンタ などに助手席回転チルトシート車を新設定

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ シエンタ ウェルキャブ 助手席回転チルトシート車 X“Aタイプ”
トヨタ シエンタ ウェルキャブ 助手席回転チルトシート車 X“Aタイプ” 全 7 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)に、簡単操作で助手席を回転させ、座面を傾けることで乗降をよりスムーズにサポートする助手席回転チルトシート車を開発、『シエンタ』『ポルテ』『スペイド』に設定し、12月下旬から発売する。

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助手席回転チルトシートは、乗降時に座面の前側を下げることで足の着地をサポート。また、乗降時のヒップポイントを高い位置にすることで、座る・立つの動作を容易にするとともに、介助者の負担も軽減する。シート左下側面の回転スライドレバーと、シート左肩のチルトボタン&グリップによる簡単操作で、乗降時間の短縮を実現している。

また、座面のチルト機構によりシートが車外に出る部分を最小とし、駐車場などでの乗降時に必要なスペースを縮小。車両の横に45cmのスペースがあれば乗降が可能となり、障がい者用などの特別なスペースがない場所でも利用可能とした。

そのほか、ベース車と同等の座面角の実現により長時間での乗車でも疲れにくく、体への負担も軽減。さらに乗車時の目線はドライバーとほぼ同じ高さを確保するなど、快適性を向上させるとともに、よりベース車に近い乗り心地を実現した。

あわせて、シエンタには「車いす仕様車」にタイプIIIを追加設定。従来の車いす仕様車タイプIの仕様に新開発の助手席回転チルトシートを標準装備している。

助手席回転チルトシート車の価格はシエンタが190万9000円から、ポルテおよびスペイドが181万円から。

《纐纈敏也@DAYS》

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