いすみ鉄道の国鉄風「キハ20形」が運用開始

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いすみ鉄道の新型気動車「キハ20形」のキハ20 1303が、9月24日から運用に入った。いすみ鉄道の鳥塚亮社長が9月23日付の「社長ブログ」で明らかにした。

キハ20 1303は、旧国鉄の一般形気動車を模したデザインが特徴。基本的な仕様はいすみ300・350形と同じで、車両の両端に運転台を設置している。車内はいすみ300形と同じセミクロスシート・トイレ付き、車体はキハ350形と同じ国鉄の一般形気動車を模したデザインでまとめられた。

塗装はいすみ300・350形とも、黄色をベースとしたいすみ鉄道のオリジナル色を採用したが、キハ20 1303は国鉄の一般形気動車にあわせ、クリームと赤の2色塗装(一般色)が採用されている。

「社長ブログ」によると9月23日、オーナー・サポーター登録しているメンバーを対象に大多喜駅でお披露目撮影会が開催され、キハ52形やキハ28形との並びも披露されたという。運用開始後は、平日が黄色の「ムーミン列車」(いすみ200・300・350形)5両とあわせて運用され、土曜・休日と特定の日はさらにキハ52+キハ28の編成も加わって運用されるという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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