川崎重工、シンガポール陸運庁から地下鉄車両72両を受注

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川崎重工業は、同社のシンガポール現地法人が中国中車青島四方機車車両と共同で、シンガポールの陸運庁(LTA)から地下鉄車両72両を受注したと発表した。

車両は6両編成で合計12編成。2018年から2019年にかけてLTAに引き渡す予定。

シンガポールでは、新規路線の建設、既存線の延伸・新型車両の導入による利便性の向上とピーク時の混雑緩和に向けて、2030年までに、軌道系都市交通システムを現行の178kmからほぼ2倍となる360kmに延伸する計画。今回川崎重工が受注した車両は、南北線と東西線に投入される。

受注金額は約120億円。川崎重工がプロジェクト全体の統括、設計、台車や主要機器の供給を行い、中車四方が完成車両の製作と工場試験、川崎重工のシンガポール子会社が車両の基地搬入や納入整備、現地試験を担当する。

川崎重工はこれまで、中車四方との共同受注を含めてLTA向けに1300両を超える地下鉄電車を受注した実績を持つ。今回の受注は、川崎重工納入車両の運行実績、入札で提案した技術・価格が総合的に評価されたとしている。

《レスポンス編集部》

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