【CEATEC 15】デンソー、地球環境を見据えた「ピコグリッドシステム」など紹介

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けん玉ロボット
けん玉ロボット 全 1 枚 拡大写真

デンソーは、10月7日から10日まで幕張メッセで開催される最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2015」に出展すると発表した。

今回は「地球と生命を守り、次世代に明るい未来を届けたい」をテーマに、自動車部品サプライヤーとして環境や、安心・安全分野で培ってきた技術を応用して暮らしや社会に貢献する新製品・技術を紹介する。

将来の地球環境を見据えた技術として、「ピコグリッドシステム」を紹介する。ピコグリッドシステムは、超小型電気自動車、太陽光発電、蓄電池と車両管理システムを組み合わせ、自然エネルギーのみを使用する独立電力ネットワークシステム。車両と通信する車両管理システムを使って位置情報や充電状態を管理し、カーシェアリング機能を提供する。

また、車両から給電可能なため、災害時などには「移動する電源」として活用できる。

今回の展示では、カーシェアリングなどのサービス利用時に個人の認証システムを使用すると、車両が起動し、シート空調を調整するなど、簡単・便利に車内環境をパーソナライズできる機能や、車載カメラをバックカメラやステーション見守りカメラとして使用できる機能を体験できるデモを実施する。

また、特別展示ではデンソー製産業用ロボットを使って、高校生にモノづくりの楽しさや難しさを経験してもらうために始めた「高校生けん玉ロボットプロジェクト」を紹介する。会場では、工業高校の高校生たちが、さまざまな技のプログラミングを行った、けん玉ロボットを実演する。

暮らしや社会に貢献する技術では、事前登録した看板や地図をスマートフォンで読み込むと、画像に対応したコンテンツを、多言語表示する「画像認識型コンテンツガイドアプリ」を紹介する。このほか、タブレット端末で家庭内エネルギーを見える化し、省エネ制御するホーム・エネルギー・マネジメント・システム(HEMS)「ナビエ」、レーザーで侵入者を検知し、カメラで自動追尾する遠隔見守りシステム「ZONE D」、微細藻類からバイオ燃料を作る研究などを紹介する。

《レスポンス編集部》

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