APARA森本会長「スタンドの減少、セルフ化がすすむいまこそ専門店で安全点検を」

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海ほたるPAで9月25日に実施された「タイヤ安全点検」啓発イベント
海ほたるPAで9月25日に実施された「タイヤ安全点検」啓発イベント 全 10 枚 拡大写真

9月25日、東京湾アクアライン・海ほたるPAで実施された「タイヤ安全点検」啓発イベントにおいて、自動車用品小売業協会(APARA)の会長でオートバックスセブン取締役副社長執行役員の森本弘徳氏は、「タイヤ点検の意識はまだまだ高くない」と伝えた。

「いま、ドライバーの高速道路利用頻度が上がっているのに加え、その高速道上でのタイヤトラブルも頻発している。われわれAPARAとしては、会員3000店舗のネットワークを活用し、タイヤ点検の習慣化をもっともっと啓蒙していかなければならない」(森本氏)。

「ガソリンスタンドの店舗数の減少や、セルフ化によってタイヤ点検の機会も少なくなってきている。タイヤトラブルが増えるいっぽうで、ガソリンを入れるさいについでに行っていたタイヤチェックの場がなくなってきた」と話す森本氏。「こうした背景から、いまこそ、APARA加盟の全国にある主要なカー用品店、タイヤ・ホイール専門店が協力し、全国のドライバーに運転前のタイヤ安全点検に対する意識を高めていきたい」。

この日、APARAスタッフたちは海ほたるで休憩するドライバーたちに「タイヤ安全点検アンケート」を実施。「タイヤの指定空気圧がクルマのどこに表示されているか知っていますか?」という質問に、10人中7人が「知らない」とこたえていた。

《レスポンス編集部》

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