2015年9月25日より27日に東京ビッグサイトで開催される旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2015」。世界140以上の国と地域から1146を超える団体・企業が出展する「旅」をテーマにした展示会だ。
その太平洋エリアにあるグアム政府観光局ブース(P-05)では、グアムの文化を垣間見ることのできる体験プログラムが用意されていた。
そのひとつがグアムの伝統的なダンス、チャモロダンスだ。事前にグアム政府観光局のホームページで応募してきた人たちに、グアムからやってきた講師がダンスを教える「チャモロダンス・アカデミー」というもの。講師は、チャモロダンスの第一人者であるフランシスコB・ラボン氏。半日のコースでダンスの伝統衣装も用意された参加費はわずか3000円。練習の後、グアム・ブースのステージを使っての公開ダンスも行われる。今年は77名の応募があったという。
「チャモロダンスは自分自身であり、自分の人生そのものです。グアムの文化はさまざまな面があり、チャモロダンスがすべてではありませんが、重要なひとつ。グアムの文化を知りたいなら、ぜひともチャモロダンスを見てほしいですね」とラボン氏は説明する。
グアム政府観光局が主催するチャモロダンス・アカデミーは、今回に限ったことではなく、関西エリアでの開催もある。興味がある人はグアム政府観光局公式サイトを覗いてみるといいだろう。
もうひとつのグアム文化を楽しめる体験プログラムが、「ウィービング」だ。これはヤシの葉などを使った編み物。カゴや、小さなアクセサリーを作ることができる。ヤシの葉は乾燥させると丈夫になり、長時間の保存が可能となる。体験費用は無料だ。花や魚、ヘビといったアクセサリー作りができる。