21日午後2時ごろ、山形県鶴岡市内の市道で、徒歩で道路を横断していた5歳の女児に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女児は意識不明の重体。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。
山形県警・鶴岡署によると、現場は鶴岡市切添町付近の堤防道路で片側1車線の直線区間。5歳の女児は父親と一緒に徒歩で道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきた軽乗用車にはねられた。
女児は近くの病院へ収容されたが、頭部強打で意識不明の重体。警察はクルマを運転していた同市内に在住する26歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。
女児は堤防に上がり、横断を開始した直後にはねられていた。聴取に対して女性は「助手席に置いたものに気を取られていた」などと供述しており、警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。