スズキ、フォルクスワーゲン保有株をポルシェに売却

自動車 ビジネス 企業動向
スズキ本社
スズキ本社 全 3 枚 拡大写真

スズキは9月26日、保有するフォルクスワーゲンの全株式を、ポルシェ・オートモービル・ホールディングに売却する契約を締結した、と発表した。

スズキとフォルクスワーゲンは2009年、双方が株式を持ち合い、技術面でも協力する資本・業務提携を締結。しかし、両社の考え方に違いが発生したため、スズキは2011年11月、フォルクスワーゲンに提携解消を通知。同時に、国際仲裁裁判所に仲裁を申し入れていた。

その後、裁判所に仲裁が認められ、9月17日、スズキはフォルクスワーゲンが保有するスズキの株式1億1161万株の買い戻しを完了させている。

今回の発表は、これとは逆に、スズキが保有するフォルクスワーゲンの全株式439万7000株を、売却したもの。売却先はフォルクスワーゲンの株式の過半数を保有するポルシェ・オートモービル・ホールディング。売却価格は公表されていないが、スズキによると、約367億円の売却益が得られたという。

スズキは、「平成28年3月期第2四半期連結会計期間に、約367億円の特別利益を計上する」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
  5. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る