マレーシア首都圏などでヘイズ悪化、28日はやや改善

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マレーシア(イメージ)
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首都圏クランバレーを中心にヘイズ(煙害)が悪化、27日にはクアラルンプール(KL)やセランゴール州などで大気汚染指数(API)が201を超えて「極めて不健康」レベルとなった。

28日正午時点では、全国的に改善しており、「不健康」レベルとなっているのはジョホール州、マラッカ州、ネグリ・センビラン州、サラワク州の8カ所のみとなっている。

27日に最も高いAPIを記録したのは、セランゴール州シャアラムで27日午前11時時点で、281となった。クアラルンプールのバトゥ・ムダでも256、セランゴール州クランで252、ペタリンジャヤで232となった。

またマラッカ、パハン、ペラ、サラワク4州でも「不健康」レベルに達した。
ヘイズによる視界悪化のため、クアラルンプール新国際空港(KLIA)や、格安航空専用ターミナル「KLIA2」、ペラ州イポーのスルタン・アズラン・シャー空港、サラワク州のクチン国際空港においてフライトが遅延したり、別の空港に着陸するなどし、運航に影響が出た。

ヘイズが悪化したことで、教育省はKL、セランゴール州、プトラジャヤ、ネグリ・センビラン州、クチン、サラワク州などで28日に学校を臨時休校とするよう指示した。

APIは、▽0-50が「良好」▽51-100は「中程度」▽101-200は「不健康」▽201-300は「極めて不健康」▽300以上の数値は「危険」レベル--となっている。

広瀬やよい

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