80年代の男性ファッションをリードした雑誌とトヨタ『マークX』がコラボし“カッコいいオトナ”を描く雑誌「大人たちのメンズノンノ」が発売。その記念イベントに当時誌面を彩った風間トオル、桐島ローランド、マーク・パンサー、リヒトが登壇。クルマへの想いなどを語った。
会場で桐島が「マークXは、走りがスパルタンというかな。いいトルク感でちょっとレーシー。落ち着いた感じのクルマに見えるけど、ちょい悪オヤジに似合うっていうか、いまどきの40代や50代って若いから似合うよね。“トシ相応”っていう感じもない。幅広い年齢に受けると思うし、いろいろなシーンに使えるんじゃないかな」と語れば、風間は「大人になったらクルマがほしいなと思ってて、23歳でクルマをもったときに、うれしくてね。『大人になったな』と思いましたね」と当時を振り返った。
この「大人たちのメンズノンノ」は、「自分を持つ大人の男」をターゲットにしたマークXと、雑誌「メンズノンノ」のコラボによるもの。集英社ホームページ上には、『大人たちのメンズノンノ』ページも設けられ、読者の年齢やタイプに合わせ500種類以上の異なる内容に編集できる「大人たちのMYメンズノンノ」も展開中。誌面と連動し、自分好みのファッションアイテムのチェックなどもできる。
同イベントで同誌編集長の日高麻子氏は、「当時のメンズノンノはクルマの特集も多かった。徳大寺有恒さんの連載やモータースポーツの話題も人気だった。若者にとって、大人の世界イコールクルマという図式だった。なくてはならない存在だった。マークXの前身である『マークII』は、当時、若者たちのあこがれのクルマでもあった。今回、こうやってコラボできたのも、なにか縁を感じる」と語っていた。