ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ランドローバー『レンジローバー』と『レンジローバー・スポーツ』の2016年モデルを10月1日より発売する。
レンジローバーおよびレンジローバー・スポーツの2016年モデルは、スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が設計・開発を手掛けた最上級モデル「SVAutobiography」「SVR」をはじめ、新たなグレードを設定し、ラインアップを拡充した。
レンジローバーに追加する「SVAutobiography」は、最高出力550ps、最大トルク680Nmまで高めた5.0リットルV8スーパーチャージャーエンジンを搭載。専用デザインのフロントグリル、22インチのアロイホイールなどラグジュアリーかつパワフルな外観に仕上げている。また、ハンズフリー・パワー・テールゲートを標準装備し、さらにオプションで、耐久性の高いアルミニウム・フレームとオックスフォード・レザーを使用したイベントシートを追加できる。
レンジローバー・スポーツは、SVOが手掛けた「SVR」と、3リットルV6スーパーチャージャーエンジンに独自のシャシー・セッティング、ダイナミックなデザイン要素を盛り込んだ「HST」が加わり、ラインアップは5機種となる。「SVR」は、「レンジローバー SVAutobiography」と同じ5リットルV8スーパーチャージャーエンジンを搭載し、0-100km/h加速は4.7秒、最高速度は260km/hを発揮。ニュルブルクリンク北コースで8分14秒を記録し、SUVのラップレコードを更新するなど、ランドローバー史上、最も速くパワフルなハイパフォーマンス・モデルだ。グロスブラック・メッシュ仕様の大型グリルをはじめ、21インチのアロイホイール、ホールド性の高いパフォーマンスシート、ステアリング操作のみで一定速度で低速走行ができるオールテレイン・プログレス・コントロール・システム(ATPC)、ハンズフリー・パワー・テールゲートなどを標準装備する。
価格はレンジローバーが1339万円から2858万円、レンジローバー・スポーツが846万円から1605万円。