スバル 米国販売、27.8%増の5万台超え…月販新記録 9月

自動車 ビジネス 海外マーケット
スバル フォレスター(米国仕様車)
スバル フォレスター(米国仕様車) 全 5 枚 拡大写真

スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは10月1日、9月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、月販新記録の5万3070台。前年同月比は27.8%増で、46か月連続で前年実績を上回った。

牽引役を果たしたのは、2013年春にモデルチェンジした『フォレスター』。9月の記録を更新する1万5364台を販売。前年同月比は22.1%増と、引き続き好調だった。フォレスターの月販台数が1万台を超えたのは、26か月連続。

主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は回復。9月は1万5126台を売り上げ、前年同月比は33.7%増と、4か月ぶりに増加した。セダン版の『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も、1.3%増の6277台と、3か月ぶりのプラス。

2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)は好調。9月の新記録となる7414台を販売。前年同月比は30.3%増と、10か月連続で前年実績を上回った。

また、『WRX』シリーズも回復傾向。9月はWRXが、『WRX STI』を含めて、3033台を販売。前年同月比は、159.2%増と、4か月連続の前年超え。また、『インプレッサ』(「WRX」を除く)は9月、5555台を販売。前年同月比は37.5%増と、3か月連続で前年実績を上回る。

スバルの2014年米国新車販売は、前年比21%増の51万3693台と、年間販売の新記録。2015年1‐9月は、前年同期比14.2%増の42万8702台だった。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「3か月連続で月販記録を更新した。これは商品の基盤と、何よりも強固な販売ネットワークのおかげ」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る