英VW、排ガス不正車は約119万台…全世界の1割以上

自動車 ビジネス 海外マーケット
問題となっているソフトウェアが搭載されていた先代VW ゴルフ
問題となっているソフトウェアが搭載されていた先代VW ゴルフ 全 3 枚 拡大写真

世界的規模で、排出ガス試験を巡る不正が発覚したフォルクスワーゲングループ。英国において、違法なソフトウェアを搭載していた車両の総数が公表された。

【画像全3枚】

これは9月30日、フォルクスワーゲングループの英国法人、フォルクスワーゲングループUKが明らかにしたもの。同社は、「英国で販売された118万9906台が、この問題の影響を受ける」と発表している。

フォルクスワーゲングループ車で違法なソフトウェアが搭載されていたのは、全世界のおよそ1100万台。英国は、この1割以上を占める計算。また欧州では、フォルクスワーゲングループの地元の約280万台に次ぐ規模となる。

英国での118万9906台の内訳は、主力のフォルクスワーゲン乗用車ブランドが50万8276台で最多。以下、アウディが39万3450台、シュコダが13万1569台、フォルクスワーゲン商用車ブランドが7万9838台、セアトが7万6773台。

フォルクスワーゲングループUKは、「顧客と販売店を、今後ともサポートしていくことを約束する」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  2. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  3. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  4. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  5. 初代『セリカ』が創刊号、全長20cmの1/18スケール国産名車コレクション…アシェットが2026年1月発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る