【エヌプラス15】5kgの重りを付けても剥がれないマジックテープ、自動車業界でも活躍

自動車 ビジネス 企業動向
クラレファスニングが販売する強力マジックテープ「マジロック」
クラレファスニングが販売する強力マジックテープ「マジロック」 全 2 枚 拡大写真
「マジックテープ」については知らない人はほとんどいないだろうが、それがクラレの登録商標であることを知っている人は少ない。非常に便利な商品で、さまざまなところで使われ、無重力空間の宇宙では欠かせないものとなっている。

しかし、類似品も多く、「マジックテープ」と名付けてしまう業者もあるそうで、クラレではその都度業者に警告を発している。そんなマジックテープを主力製品として販売しているのがクラレの子会社、クラレファスニングだ。

現在、その種類は布製、プラスチック製などさまざまあり、品番の数が約300もあるという。なかには非常に強力なものも存在する。「マジロック」と名付けられたものがそれで、35mm×20mmという小さな面積にもかかわらず、5kgの重りを付けてもびくともしない。

「この商品は自動車、鉄道、航空機などの内装材をつける時に主に使用しています。非常に燃えにくい素材でできているので、通常のものより価格はもちろん高いです。しかし、両面テープに比べて非常に作業をしやすいということで、日本の自動車メーカーの多くで採用していただいています」と同社関係者は話す。

メーカーごとに若干の違いがあるそうだが、グローバル生産台数が増えるごとにマジロックの販売数量も大きく伸びているとのことだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  2. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
  3. スバル、米国顧客満足度指数調査で総合1位…安全性部門は6年連続首位
  4. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  5. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る