BASFとジェノマティカ社、再生可能原料ベースのBDOに関するライセンス契約を拡大

自動車 ビジネス 海外マーケット
BASF ロゴ
BASF ロゴ 全 1 枚 拡大写真

独BASF、米ジェノマティカ社が特許を持つ再生可能原料ベースの1,4-ブタンジオール(BDO)の製造に関するライセンス契約の対象地域を拡大。北米を中心としていた当初の契約に、一部の東南アジア諸国が加わった。

今回のライセンス契約により、BASFは年間最大7万5000トンの製造を行う権利を取得。ジェノマティカ社のプロセスを使って再生可能原料ベースのBDO製造施設を世界規模で建設できるようになる。

BASFは石油化学ベースに匹敵する再生可能原料ベースのBDOを商業規模で製造し、サンプル評価など商業化利用を目的とした顧客に提供。また、再生可能原料ベースのBDOから作るポリテトラヒドロフランの製造および提供も行っている。

BDOおよびその誘導体は、包装材、自動車、繊維、スポーツ・レジャーなどの業界で使用されるプラスチック、溶剤、電子材料化学品および弾性繊維の製造に利用されている。現在BASFは、ドイツ、米国、日本、マレーシア、中国でBDOおよびBDO同等品の製造を行っている。BASFは、2015年末までにBDOの製造能力を65万トンへ、2016年初めまでにポリテトラヒドロフランの製造能力を35万トンへ、世界的に増強することを発表している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る