【アウディ A3 e-トロン 発表】プレミアムコンパクト唯一のPHV…EV走行は52.8km

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アウディ A3 スポーツバック e-トロン 発表会
アウディ A3 スポーツバック e-トロン 発表会 全 8 枚 拡大写真

アウディジャパンは10月7日、プラグインハイブリッド(PHV)モデル『A3 スポーツバック e-トロン』を年内に販売を開始すると発表した。アウディ初のPHVモデルで、価格は564万円。最大61万円のエコカー補助金が適用されるという。

アウディジャパンの山口弘明プロダクトマーケティングプロジェクトリーダーは同日、横浜市内で開いた発表会で「プレミアムコンパクトセグメント唯一のPHVということで、アウディの持つプレミアム性を一切犠牲にせず、A3にPHVを設定した」と強調する。

さらに「ホイールはe-トロン専用のデザインとなっているほか、アウディの特徴的なシングルフレームグリルは水平バーが強調されたデザインになっている。サイドスカートやリフレクターが装着されているなど、A3にはない設定を多く搭載している」と説明。

また走行性能に関しては「0-100km/h加速は7.6秒と電気駆動特有の非常に力強い加速が体感できる。電動のみの走行時の最高時速は130km/h。バッテリーやモーター、インバーターなどPHV用部品の搭載でガソリンモデルよりは重くはなっているが、低重心で前後バランスがとれた重量配分により、車両重量が重くなっている分がディスアドバンテージにならない安定した走行が可能。直線でもワインディングであっても非常にダイナミックなハンドリング性能を感じることができる」という。

その一方で経済性については「(電動のみの)EVモードでは52.8kmのEV走行が可能。多くのユーザーにとって52.8kmという距離は日常の使い方として十分なので、ガソリン代の大幅な節約に貢献する。また遠出する場合も電気とガソリンと合わせたいわゆるハイブリッド走行での航続距離は、欧州の基準ではあるが940kmの走行が可能。航続距離も一切犠牲にしていない」と述べていた。

《小松哲也》

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