アウディのクロスオーバーSUV「Qシリーズ」の中核を担う『Q5』。次期型のテスト風景を南ヨーロッパで捕捉した。
薄い擬装が施されてはいるが、六角シングルフレーム、薄くスクエアなヘッドライト、分割されていない左右エアダクト、さらにドアに移動されたサイドミラーなど、その姿はまるで「ミニQ7」だ。
唯一リアコンビランプが現行モデル風に擬装されているが、おそらくこれも『Q7』のスクエアなデザインに仕上がるはずで、デザインの統一化を図る、近年の欧州メーカーの流れが見える。
プラットフォームには新世代「MLB Evo」を採用し、100kg以上の軽量化をクリアする。
パワートレインの注目は350psを発揮する『SQ5』用3リットルV6トライターボディーゼルエンジン、『Q5 e-tronクアトロ』プラグインハイブリッドなどが新設定されることだろう。
世界初公開は2016年秋が有力だ。